イラストレーターのポートフォリオ｜依頼につながる掲載作品のポイント

「紙媒体でイラストレーターの仕事がしたい」

「プロとして活動したい」

「SNSで作品を発信しているけれど、出版社からはなかなか声がかからない。どうすればいいのだろう？」

そんな悩みを抱えていませんか？
それなら、直接営業をかけてみましょう。営業活動に必須のアイテムが「ポートフォリオ」です。

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イラストレーターの持ち込みは正解？

SNSでイラスト作品を投稿しているけれど、仕事につながるような反応が少ない
神絵師と呼ばれるあの人はプロデビューしている
出版社からは声がかからない…

そんな風に悩んでいる絵師さんも多いようです。

確かに、SNSでバズっている絵師さんに出版社が声をかけることもありますが、プロデビューの道はそれだけではありません。
担当者さんに「見てください、描かせてください」と売り込む、「持ち込み」「営業」もプロデビューへの道の一つです。

SNSにイラストを投稿して声がかかるのを待っている時間がもったいない！けれど、多くのイラストレーターは待ちの姿勢で、イラストを描く人の総数からすると、自分から売り込みに行く人はとても少ないのです。

けれど、多くの出版社や編集部は持ち込みを歓迎しています。紙媒体でも活躍するイラストレーターになりたいなら、自ら営業に行くのが早道です。

持ち込み、営業に必須のポートフォリオとは？

おすすめの営業方法は電話です。まず電話をして担当者のアポを取りましょう。

アポが取れたら、作品をまとめたポートフォリオと名刺を用意します。このポートフォリオをアートブックやブックと呼びます。

ポートフォリオにはさまざまなスタイルがありますが、印刷した作品を差し込んだクリアファイルではなく、印刷し製本したイラスト作品集のような冊子に仕上げたポートフォリオがおすすめ。

本のかたちになったポートフォリオは、作品の信頼性とクオリティを引き立てます。

営業用のポートフォリオは、まずは5部～10部ほど用意できると良いでしょう。

というのも、多くの場合、対面の場でポートフォリオを見た後に返してくれます。1部を使いまわせるのでたくさんの部数は必要ないでしょう。

ただし、電話でのアポが取れず「ポートフォリオを送って」と言われたときは注意。送ったポートフォリオが返送されることは稀です。戻ってこないと思ったほうが良いでしょう。

制作したポートフォリオの有効活用の意味でも「対面」でのアポ取りを優先したいですね。

イラストレーターのポートフォリオに掲載すべき作品

さて、それではポートフォリオには、どのようなイラストを掲載すればよいでしょうか。

「自信のある作品」に加え「今、ニーズがありそうな作品」「売り込み先が求めていそうな作品」もポートフォリオに入れておきましょう。また、一枚絵だけでなくカットも入れておくと、カットの依頼があるかもしれません。

さらに余裕があれば、得意な系統をまとめたポートフォリオもあるとなお良いでしょう。

• 人物画
• 風景
• 動植物
• かわいい系のイラスト
• シック系のイラスト
• レトロ系のイラスト

出版社の担当者さんに「こういうイラストなら〇〇さん」と思い出してもらうことが大切です。ポートフォリオはそのためのツール。自分が得意で、なおかつ仕事につながりそうなイラストをまとめたポートフォリオを作りましょう。

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