生成AIで作った同人誌は売ってもいい？公式サイトの規約をしっかりチェックしよう！

最近なにかと話題になることの多いAI生成作品。

AIの進化はめざましく、あらゆるシーンに影響を及ぼしています。

イラスト生成も容易にできるため、同人活動をする方も気になることは多いのではないでしょうか。

そこで今回は、AI生成と同人についてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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進化する生成AI

生成AIの進化が著しいですね。

AI生成ができるサービスも多々あり、イラストを作成できるものから線画を作成できるものまでさまざまです。手描きと見紛うようなイラストも生成できます。

筆者もちょこっとAI生成を試してみました。

このクオリティのイラストが10分くらいでできてしまうので、AIはすごいですね…。

AI生成に関する意見は賛否両論

AI生成に関しては、さまざまな意見があります。

たとえば「AI生成も表現のひとつだから、取り入れていくべき」という賛成の声。

たしかに、AI生成とひとくちにいっても、誰が使うかでできあがる作品は異なってきます。AI生成は「プロンプト」という指示する文章をもとにイラストを作成するのですが、プロンプトの書き方によってできあがるイラストは全く異なってくるんですね。

そのため、表現のひとつという意見もうなずけます。

対して、AI生成に反対する声も少なくありません。

「AIは誰かのイラストをもとに作られているものだから、使うべきではない」といった意見も見られます。

実際のところ、AI生成をするときに、イラストを読み込ませてそれをもとにイラストを作成することも可能です。

すべてのAIイラストがそのような方法で作られたわけではないのですが、事実、その方法で作られたイラストも少なくありません。

このように、AIイラストに関する意見はさまざまです。

どのような意見をもつのかも自由。同人活動をするうえで避けられない問題ですので、考えてみてくださいね！

AI生成した同人誌は頒布してもよいのか

ここからが本題となります。AI生成した同人誌は頒布してもよいのでしょうか。

結論から述べると、プラットフォーム・イベントによって異なります。

たとえば、コミティアではAIを主体とした作品の頒布を禁止しています。

コミティアはAI生成について否定的な立場であり、AIは補助の範囲としてでしか使えません。まだ具体例については明らかにされていませんが、たとえば「AIイラスト集」といったものはNGになるでしょう。

AIイラストを認めているプラットフォームもあります。

たとえば、電子書籍を取り扱っている「DLsite」。このプラットフォームでは、AI生成作品の販売を認めています。

DLsiteでは、AI生成作品は、AI生成作品であることを明らかにしたうえで、AI生成作品専用フロアでなら売ることができます。

いずれにしても、ほとんどのプラットフォームやイベントでは「AI生成作品であることを明示する」ことが前提となってきます。取り扱いできるかどうかはプラットフォームやイベントによるので、規約をしっかりと確認しておきましょう。

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