【アルバム印刷】正しい解像度と確認方法（Windows、Mac、iPhone、android）

アルバムやフォトブックを制作する時に何よりこだわりたいのは「画像の美しさ」ですよね。

美しく印刷するためには「適切な解像度」でデータを作成して入稿する必要があります。そこで、アルバム印刷に適した解像度と解像度の確認方法をお伝えします。

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解像度とは

写真やイラストなど、スマートフォンやパソコン、デジタルカメラで撮影した画像はすべて、細かな四角いマス（ピクセル、ドット）で構成されています。このマスがどのくらいの密度なのか、1インチ（2.54cm）に四角いマス（ピクセル、ドット）が何個あるかを数字で表したものが解像度です。単位はdpiです。

解像度の数字が大きい＝解像度が高いほどマスがたくさんある（たくさんのマスで画像を構成している）ので精密かつ滑らかに表示されますが、解像度の数字が小さい＝解像度が低いとマスの数が少ないので粗い画像になります。

たとえば昔のコンピューターゲームは解像度が低いのでカクカクした絵柄でしたが、最近のコンピューターグラフィックは解像度が高いので細密で美しい画質で、とてもリアルな画像を楽しめます。

紙に写真を印刷するときも同じ。
入稿データの画像の解像度によって、写真がきれいに印刷されることもあれば、粗くぼやけてしまうこともあるのです。

アルバム印刷の適切な解像度　写真やイラストのデータ

解像度は、カラーで印刷するのかモノクロで印刷するのか、はたまたグレースケールで印刷するかで適切な数値が変わります。

ちなみに、モノクロは黒のインク（トナー）のみで印刷されたもの、グレースケールは白から黒までを256階調の濃淡や明るさで表現した印刷で、モノクロ印刷にはない「グレー」での印刷ができます。

• モノクロ印刷：1200dpi
• グレースケール印刷：600dpi
• カラー印刷：300～350dpi

解像度は高いほうがいいような気がしますよね。
しかし、これより高い解像度の画像データを印刷しても仕上がりは同じになります（印刷機が対応している解像度によって決まっているから）

ただ、これよりも低い解像度だと、粗い画像になってしまうので上記の解像度に設定して入稿しましょう。

解像度の確認方法

それでは、画像の解像度を確認する方法を見てみましょう。

Windows

1.  確認したい画像を右クリック
2. プロパティから「詳細」タブを開く
3. 「水平方向の解像度」「垂直方向の解像度」という名称で表示されています

Mac

1. 画像をプレビューで開く
2. メニューから「ツール」→「インスペクタを表示」を選択する
3.  一般情報を表示
4.  「イメージのDPI」 という名称で表示されています

iPhone,Android

スマートフォンでは写真のピクセルしか表示されません。
そのため、一度パソコンにデータを送ってパソコンから確認するか、オンラインのツールを用いて調べる必要があります。

写真の画像解像度 確認オンラインツール(無料)

スマートフォンで撮影した画像は、どのサイズの紙に印刷するかで解像度が変わります。
上記ツールではそれもあわせて調べられますよ。ぜひ活用してください。

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