B6サイズの同人誌印刷のメリット、デメリットと印刷費

投稿日：2023.07.13 / 最終更新日：2023/10/20 カテゴリ：同人誌印刷タグ: 同人誌の作り方 , 同人誌の印刷費 , 本・冊子のサイズ

同人誌のサイズにはさまざまありますが、B6サイズというサイズをご存じでしょうか。

A4やA5と比べると、同人誌ではあまり見かけないサイズではありますが、コミックや単行本に使われているサイズなので、意外となじみのあるサイズです。
今回は、B6サイズの同人誌について解説。ぜひ、参考にしてみてくださいね！

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B6サイズってどのくらい？

B6サイズは128mm×182mmです。

日本工業規格(JIS)にてサイズが定められているサイズで、B判のひとつ。B判で最も大きな「B0」を6回、半分にするとB6サイズになります。

B判のサイズ比率
　

B6サイズは、書店で売られている本によく使われているサイズです。
なじみのある本を例にあげると、青年漫画や単行本があげられます。

そのため「書店に売られているような漫画本や小説本を作りたい！」といったときなどに、B6サイズの同人誌がおすすめです。

B6サイズにしようか迷っている方は、B6サイズのメリット、デメリットをチェックしてみるとよいでしょう。

B6サイズのメリットは、まず市販の漫画や単行本のような形の同人誌が作れるということ。
書店で売られているような本が作れるので、できあがったときの達成感は大きなものでしょう。

また、B6サイズは丁度よいサイズ感も魅力。
手に持ちやすいコンパクトなサイズながら、小さすぎないので迫力のある絵も映えます。

漫画・小説以外のジャンルの同人誌でも、扱いやすいサイズといえるでしょう。

B6サイズのデメリットをあげるとすると、同人誌のなかではメジャーではないことです。

そのため、ほかのA5や文庫本といった人気サイズの同人誌と並べたときに、ひとつだけサイズが異なるといったことが起きます。

大きな問題ではないのですが、同人誌を集めている人にとってちょっと気になることもあるかもしれません。

とはいえ、同人誌は制作する人が満足する本を作るのが一番。
B6サイズを作りたい！と感じたのであれば、ぜひB6サイズで作ってみてくださいね。

B6サイズの同人誌を作るなら、漫画がおすすめ。
B6サイズは漫画好きの方にとっては見慣れたサイズといえます。

また、小説もおすすめです。
B6サイズは、単行本と同じサイズとなっています。そのため、レイアウトを作るときには手持ちの単行本を参考にしてみるとよいかもしれません。

ほかにも、詩集や論文、絵本などさまざまなジャンルに適応します。B6は同人誌のなかではあまり見られないサイズではありますが、本としては非常に扱いやすいサイズといえるでしょう。

B6サイズに興味がある方は、印刷費がどのくらいになるのか知りたいのではないでしょうか。

そこで、ブックホンで印刷する場合の印刷費をまとめてみました。B6サイズの漫画を想定して仕様を考えました。
※すべて税込

サイズB6	納期	30冊	50冊	100冊
32ページ	超ゆったりコース(10営業日)	11,414	14,776	24,449
	ゆったりコース(7営業日)	12,970	16,792	27,783
	標準コース(5営業日)	15,565	20,150	33,339
	特急コース(3営業日)	18,159	23,507	38,896
48ページ	超ゆったりコース(10営業日)	13,229	17,268	28,631
	ゆったりコース(7営業日)	15,033	19,622	32,536
	標準コース(5営業日)	18,040	23,548	39,042
	特急コース(3営業日)	21,046	27,471	45,549
100ページ	超ゆったりコース(10営業日)	19,127	25,365	43,238
	ゆったりコース(7営業日)	21,736	28,824	49,135
	標準コース(5営業日)	26,082	34,588	58,961
	特急コース(3営業日)	30,429	40,354	68,787