テキスト・教材の冊子印刷にオンデマンドをオススメする3つの理由
学習の現場に欠かせないテキストや教材。学校教育をはじめ、趣味の分野まで考えると様々なタイプのテキストがありますが、小中規模の現場ではオンデマンド印刷を活用したテキスト・教材づくりも一般的になり、一般書店で販売されている参考書や問題集の中にも、オンデマンド印刷で作られたものが見受けられます。
テキストや教材を必要とする現場で、なぜオンデマンド印刷が好まれているのでしょうか?
ここでは実務的、コスト管理の点から、おすすめする理由を3つご紹介します。
ブックホンの教材 / テキストの印刷・製本 オススメ仕様や価格例
目次
理由1. 変更・修正によるムダを減らすことができる
変更や修正はなぜ必要?
法律や学習指導要領など、定期的に見直しとなるテキストは、年度ごとや改定ごとに変更や修正が入ります。この変更や修正はいつ入るのか不明なことも多く、作業自体も手間がかかり悩みのタネではあるのですが、それ以上に負担になるのが『残った古い教材は使えない』ところです。また、教材やテキストは信用性が重要ですので重大な間違いがあった場合、刷り直しになることもあります。
一方で小中規模の狭い範囲で使用する自塾のテキストや教材などは、それぞれの裁量によるところも大きいので影響は受けにくいように思えますが、教材に特徴を持たせようとなると、例えば《○○大学前年度入試類題》といった【内容の鮮度】が求められ、結果、常に新しく魅力的な教材を追求すればするほど、テキストや教材の内容変更を余儀なくされてしまいます。
一番の解決策は、必要な時に必要な分だけテキストや教材が手に入るようになること。そうすれば必要最小限の在庫だけを管理すればよい話ですし、改編期のムダも減らせます。
オンデマンドは時代のニーズ
『必要な時に必要な分だけ』、まさにオンデマンドの基本的な考え方です。そうしたニーズに合致した結果、オンデマンド印刷を活用したテキスト・教材づくりが好まれ、普及していると言えるでしょう。
ブックホンのオンデマンドの利点を生かした印刷と製本なら、少部数からリーズナブルな価格で注文でき、最少1部から、1部単位でご注文頂けます。多少シビアに在庫数を管理制限しても問題ありませんし、最短3営業日で出荷が可能ですので急遽補充が必要な場合でも最速で完了できます。
ただし、オンデマンド印刷も万能ではありませんし、例えば各教室合同での一括発注が可能で、ある程度まとまった部数になる場合などは、自教室の在庫を抑えつつオフセット印刷でのメリットも活かせるケースです。大切なのは双方のメリット・デメリットを知り、うまく使い分けることにあるかと考えます。
理由2. カラーページをぐっと増やせる コスト削減にも!
カラーページはそんなに大事?
テキストや教材の学習効果を高めるためには、図解やイラストなどのヴィジュアルは必須です。研究論文などにおいても実験資料として、グラフや作図を多用することを考えると、こと【わかりやすさ】においては年齢層に関わらずヴィジュアルは重要な位置付けと言えます。
文字よりはイラスト、イラストよりは現物画像(場合によっては逆もありますが)、モノクロよりはカラーといったヴィジュアルを構成する要素も段階がありますが、やはりカラー、色は圧倒的な説得力を持ち、理解度を飛躍的に高めます。
そのため、理想はフルカラー…まではいかなくても、作図や画像のページは全てカラーページで構成したいのが本音ですが、立ち塞がるのが『費用の壁』です。
費用の壁~カラー印刷はやはり割高
一般的なオフセット印刷を考える場合、モノクロ印刷=スミ(黒)のみ、カラー印刷=CMYKの4色使いですので、まず単純にカラー印刷は使うインクと版の種類がモノクロ印刷の4倍、つまり印刷コストは4倍となります。それがそのままユーザーに対する価格に反映されているとは言い切れませんが、何かしらの割り増しがあって然るべきでしょう。
さらにほとんどの場合、印刷機1回転で複数枚を同時に印刷します。A4サイズなら4枚分や8枚分を1枚の紙に一度に印刷、あとから断裁し、A4サイズで4枚や8枚の商品に仕上げるわけですが、テキストや教材の各ページも同様の理屈で、1枚の紙に片面4ページといった単位で印刷します。
この時、カラー印刷かモノクロ印刷かは版単位で管理するため、カラーの版上に集められた4種類のページは、ページの中身に関わらず、カラー印刷として扱われます。例えば、1ページの隅に小さなカラーのクリップアートがあるだけで、2~4ページが文字だけでも、その版=1~4ページはカラー印刷扱いです。仕上がりサイズが1/2になれば、1枚の紙に集められるページ数は2倍に増えるため、さらに割高になってしまいます。
トータルで考えると、オフセットでのカラー印刷でテキストや教材を作成する場合、ある程度の予算を組んでおかないとなかなかに厳しい、というのが現状です。
活路あり!オンデマンドでのカラー印刷
近年のネット印刷界隈では様々なアイテムが扱われるようになり、テキストや教材の印刷・製本も多数のサイトが営業品目に挙げています。オンデマンド方式でもカラー印刷の場合はインクがトナーに置き換わるだけですので、モノクロ印刷に比べ印刷費が少し割高になるのは致し方ありません。ここで注目すべきは本文の印刷方法です。
一番のポイントは、本文印刷に関してカラーとモノクロを個別に指定が可能かどうか?という点。
ネット印刷会社の中には『モノクロもカラーも同じ出力機のシステムを使用する都合上、1ページでもカラーページがあれば本文まるごとカラー価格』という設定もありますが、本文ページのモノクロ/カラー印刷を個別指定できる場合だと、オフセット印刷に見られる費用ロスをかなり軽減することができるため、同じ予算内でカラーページをかなり増やすことが可能になるはずです。
加えてオンデマンドによる印刷・製本はそもそもコストダウンに適したスタイルですので、浮かせた予算を上手に配分し、必要最小限の費用で最大限の効果を発揮できるテキストや教材を作成することができます。
また視点を変えれば、今までオフセットのカラー印刷でテキストや教材を作成していた場合、オンデマンド印刷を検討することでページの説得力を保ったまま、大幅なコスト削減につながることも十分にありうる、ということになります。
【ちょっと休憩】ブックホンのお得な混在印刷とは?
本文の一部をカラーページにして視覚効果や理解度を高めたい。 今よりもっとカラーページを増やせないものか? そんなご希望には、ブックホンのモノクロ・カラー混在印刷がおすすめです。
本文の一部にカラーページがあるからといって、本文まるごとカラー料金、ということはありません。
必要ページ分だけのカラー料金+残りのページのモノクロ料金で価格を算出しています。
理由3. 教科やクラス別、種類が豊富なテキストでも少部数から安く印刷できる
学習塾や各種スクール・教室で使用するテキストはとにかく種類が豊富になりやすいものです。高校生が対象の学習塾で言えば、まず学年でテキストを分けなければなりません。当然ながら、教科でも異なります。仮に3教科指導だとしても、現時点で9種類あるわけです。さらには特進コースなど学力・学習レベルに合わせたクラス構成が3つあれば、27種類、単元によって分けたり、夏期講習など集中講座も必要でしょう。
それら全てのテキストや教材の在庫を管理することはなかなかの労力ですし、保管場所の問題もあるかもしれません。
テキストや教材の印刷・製本は、基本的に同じものを一度にたくさん作るのが費用を下げる大前提ですが、ひと目でどのテキストかわかる、という使い勝手もテキストや教材の大切な要因ですので、『中身はしかたないけどせめて表紙は同じにして安く…』というわけにもいきません。
そこで登場するのがオンデマンド印刷です。
小中部数が得意なオンデマンド印刷なら、すでにお伝えした通り、在庫リスクを減らし、生徒数に応じた必要量だけを注文することができます。ネット印刷会社の中には最低10部からといった場合もありますが、ブックホンは1部単位ですので、必要最小限で済みます。
さらにオンデマンド印刷は版が必要ありませんので、テキストや教材の種類ごとに表紙デザインを変えることも全く問題ありません。より分かり易い、使い勝手の良いテキストや教材を最少リスクで作成することが可能、というわけです。
とはいえ、20種類、30種類の表紙デザインを考え、データを作成するのは容易ではありませんので、手軽な方法としては色上質紙による表紙の色分けがおすすめです。
テキストを賢く印刷するなら、ぜひ一度、オンデマンドでの発注を検討してみてください。
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