記念誌、俳句集、文集のおすすめ印刷仕様「知って損はない」ポイントとは？

仲間との歩みを綴った記念誌を作りたい、書き溜めた自分の作品を俳句集にして発表したい――。

そんな思いの詰まった1冊を、今ならネット印刷を使って気軽にリーズナブルに制作できるようになっています。
素敵な思い出や作品を、思い切って一冊にまとめてみましょう。

今回は、知っておいて損はない、記念誌や俳句集、文集を本格的に仕上げる印刷の仕様、選び方について解説します。

悔いのない一冊に仕上げたい、記念の一冊。
これから編集やデザインに取りかかる方は、ぜひ、参考にしてみてください。

ブックホンの文集 / 詩集の印刷・製本　オススメ仕様や価格例

ブックホンの記念誌の印刷・製本　オススメ仕様や価格例

「手触り」にこだわった用紙選び

特別な記念の一冊を作るなら、紙の手触りにもこだわって印刷・製本を依頼しましょう。

「紙なんて、どれも似たような感じでしょ？」と、思うかもしれませんがさにあらず。
実は、紙選びによって、印刷物のクオリティは0にも100にもなるのです。

例えば、記念誌や俳句集、文集の表紙は、本文とは違う紙を使います。

「共紙」といわれる表紙と本文に同じ紙を選ばず、手触りの印象変えることで、高級感を演出します。

表紙に選ぶ用紙の特徴

• 少し凸凹がある
• 表情のある質感
• 質感に
• 手触りの良い紙
• 厚めの紙（丈夫な表紙に仕上げるため）

特におすすめな紙種は、「レザック」や「マーメイド」です。
用紙を替えるだけで、ガラリと高級感のある冊子になります。

表紙には上品で落ち着いた「マットPP加工」がおすすめ

厚口の表紙には、ぜひ、マットPP加工を施してみましょう。

マットな質感は、光沢のあるクリアPPよりも落ち着きを感じさせ、明るく派手な印象感じよりも、気高さを表現したい冊子にぴったりの加工と言えるでしょう。

PP加工は、特殊なコーティングで、表紙を汚れや水分から守ってくれます。
大切な一冊を長く愛読するためにも、PP加工の選択は外せません。

表紙の表面加工「PP加工」とは？特徴と加工料金、注文時の注意事項

「見返し」と「扉」で格式高い構成に

本格的な仕上がりにこだわるなら、「見返し」や「扉」もおすすめです。

例えば、「表紙をめくったらすぐのページから本文が始まっていた」という本を手に取ったことがあるでしょうか。
おそらく、多くの人が表紙をめくり、遊び紙（扉）をめくって、目次を眺めながら本文へ入っていく読書体験をお持ちでしょう。

「表紙をめくったらすぐ本文」は、記念誌のような本の場合、選択されない構成です。
パンフレットなどは表紙と本文がつながって、表紙をめくったら1ページ目から本文が始まる構成が多いです。

見返しや扉は、一見無駄なものに思えるかもしれませんが、読書の質を左右すると言っても過言ではないからです。

例えば、見返しや扉の存在を、「本の世界への入り口」と、捉える人もいます。
見返しと扉選びの是非で、読者の気持ちを左右してしまう可能性もあるでしょう。

見返しや扉の紙を選ぶときも、作品や思い出のイメージに合った質感や色を探してみましょう。

ブックホンの「見返し」「扉」

扉（とびら）のオプション加工

色上質紙（中厚口／厚口）を29色のカラーバリエーションでご用意しています。
１枚から100枚まで挿入することができます。

本文と同じ用紙で扉を付けることもありますが（この場合はオプション加工ではありません）、色上質紙で質感に差をつけ、本文との違いが分かりやすくなり、章扉としても利用できます。

扉の用紙には、カラー、モノクロ、片面印刷、両面印刷が可能です。

見返しのオプション加工

上質紙90K、色上質紙厚口（29色）から見返し加工の紙をお選びいただけます。

冊子が丈夫になり、高級感の出る加工です。

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