Illustratorでリンクされた画像ファイルを埋め込む手順
Illustratorで印刷用のデータを作成した際、画像ファイルを埋め込むとサイズは大きくなりますが、リンク切れの心配がありません。
どういう手順を踏めば、Illustratorに画像ファイルを埋め込めるかをお伝えします。
目次
Illustratorで画像を配置するときに「リンク」か「埋め込み」かが決まる
画像を「リンク」させるのか「埋め込む」のかの指定は、とても簡単です。
1. Illustratorを開き、「ファイル」より「配置」を選択
2. 配置したい画像を選択
3.リンクの場合 左側(もしくは下部)の「リンク」のチェックボックスにチェックを入れると「リンク」で配置される
4. 埋め込みの場合 「リンク」のチェックを解除。画像が埋め込まれる
上記ステップの3を選ぶか、4を選ぶかで決まります。
リンクを埋め込みに変更する、埋め込みにしているか確認する
これまで「リンク」で配置していた画像を「埋め込み」にしたい場合や、「埋め込み」になっているか確認したい場合は、以下の方法で変更や確認ができます。
1. 「ウィンドウ」より「リンク」を選択
2. 開いたウィンドウに表示される画像の右側に、チェックボックスのようなアイコンがあれば「埋め込み」になっている
3. 画像の右側に画像名が表示され、右端にアイコンがなければ「リンク」になっている
4. 「リンク」させたい画像を選択し、「パレットメニュー」をクリック
5. 「画像を埋め込み」を選ぶ
6. 画像の右側にチェックボックスのようなアイコンができれば、「埋め込み」完了
画像を埋め込んだら背景が白くなった?
拡張子が「.psd」のPhotoshop形式で、背景が透明の画像を埋め込むと、画像の背景色が入って白くなることがあります。
この場合、いったんリンクに戻して画像の形式を「.tiff」または「.png」に変換してから埋め込むと、背景の問題は解消されます。
埋め込んだ画像はリンクパネルのメニューから「埋め込みを解除」を選択するとウィンドウが開きます。
ウィンドウ内の設定でファイル形式を変更できるため、「.tiff」にファイル形式を変換し、再度埋め込めば背景の問題は解決します。
「リンク」で配置するメリットと、「埋め込み」で配置するメリットを比較
画像のリンクと埋め込みにはそれぞれメリットとデメリットがあります。
リンクで配置するメリット・デメリット
● ファイル容量が小さくなるので、保存に時間がかからない
● 画像の保存場所が変わったり、リンク画像の添付を忘れたりするとリンク切れが起こる
埋め込みで配置するメリット・デメリット
● サイズが重くなる
● 画像ファイルの保存場所を気にしなくて良い
● リンク切れが起こらない
作業中はリンクのほうが編集しやすいことは皆さんご存知でしょう。
作業がある程度進み、入稿前になったら、画像を埋め込むとリンク切れのトラブルを回避できます。
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