フォトブックは右綴じ右開き？左綴じ左開き？使い分け方を解説します

フォトブックの印刷を注文するとき、製本方法の指定の中に右綴じと左綴じのどちらかを選ぶ「綴じ方向の選択」があります。

「右開き？左開き？どっち？」
「右綴じと左綴じって、どういう時に使い分けるの？」

そんな疑問にお答えします。

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本の右綴じ・右開き、左綴じ・左開きの選び方

右綴じ、右開き 縦書きの書籍やフォトブック

左綴じ、左開き 横書きの書籍やフォトブック

右綴じと左綴じの使い分けはとても簡単です。

• 右綴じ、右開き
  縦書きの書籍やフォトブック
• 左綴じ、左開き
  横書きの書籍やフォトブック

これを見て、「あっ！」と思った方もいるのではないでしょうか。

そう、右綴じ・右開きは国語の教科書や小説、コミックスと同じ。

左綴じ・左開きは、英語や数学の教科書と同じなのです。

これは、「縦書き」か「横書き」かの違いがポイントです。

フォトブックの本文に書く文章が「縦書き」か「横書き」かで、選ぶべき綴じ方向が決まります。

なぜ横書きは右綴じで、縦書きは左綴じなのか

「横書きだけど、右綴じがいい」
そんな希望を持つ方もいるかもしれませんが、ちょっと待って。

なぜ横書きは右綴じなのか、縦書きは左綴じなのかというと、ちゃんと理由があります。

紙に書かれた文章を読むとき、私たちは縦書きだと右上から左下に向かって視線を動かし、横書きだと左上から右下へと視線を動かします。

その視線の動かし方に沿って自然に読める綴じ方が「縦書きなら右綴じ右開き、横書きなら左綴じ左開き」なのです。

文章がないフォトブックは「右綴じ」「左綴じ」どっち？

写真だけで文章がないというフォトブックもあります。

文章がなければ、右綴じと左綴じでも、どちらでも好きな方を選んで大丈夫です。

どちらでもいいけど決められない時は、左綴じが無難です。というのも、書店にならぶ写真集やイラスト集などの多くが左綴じで作られているから。

一般的に「写真集やフォトブックは横書きが似合う」という感覚があるのかもしれませんね。

表紙のデザインで綴じ方向を選ぶのもアリ

それでも綴じ方向で迷う人は、表紙デザインで決めましょう。

表紙に入れたタイトルが、横書きなら左綴じ左開き、縦書きなら右綴じ右開き。

タイトルの持つ力は絶大ですから、表紙にタイトル文字の並びを見て自然と表紙をめくる手が動くのではないでしょうか。

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