並製本の無線綴じと中綴じ、綴じ方を決めるポイント

本づくりで迷うのが「どういう綴じ方（製本方法）にしようか」ではないでしょうか。

製本にはさまざまな種類がありますが、ページ数の多い本や、長期間保管したい本、きっちりした印象で作りたい本には「並製本の無線綴じ」がおすすめです。

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本の綴じ方「無線綴じ」と「中綴じ」の違い

出版されている本、店頭や学校、社内で使われる冊子の多くが、無線綴じか中綴じで製本されています。

無線綴じは背表紙があり、数ページから数百ページまで綴じることができます。ブックホンでは6～800ページの無線綴じ製本に対応しています。

耐久性もあり、本棚でも並べて整理しやすく長期間の使用や保管に向きます。本格的な印象の本に仕上がり、装丁を追加すれば高級感が生まれます。ソフトカバーともいわれます。

単行本や教科書、ページ数の多いカタログなど幅広い用途があります。

中綴じは、軽量でカジュアルな冊子に向いています。パンフレットや広報誌、説明書など薄い冊子などは中綴じが多く採用されています。ブックホンでは4～40ページの中綴じ製本に対応しています。

入稿データを4の倍数のページ数で作成します。

並製本とは

次に、並製本について説明しましょう。

並製本は、柔らかくしなる表紙で、表紙と本文が同じ大きさの本です。無線綴じや中綴じは並製本の一種です。

表紙が硬く、本文より一回り大きい上製本は、重厚感、高級感のある本に仕上がります。ハードカバーともいいます。

書店に並ぶ本の多くは並製本の無線綴じです。上製本で出版される本は文芸書や全集、絵本など一部の書籍に限られています。

上製本は耐久性に優れた格調高い綴じ方ですが、工数が多く製本に時間がかかり、料金にもコストが反映されます。並製本は上製本と比べ少ない工数で完成するため、短い納期と安い料金で印刷製本が可能です。

また、多くの印刷会社が並製本での印刷製本に対応していますが、上製本で製本できる印刷会社は限られているため、上製本で本を制作する際は、対応している印刷会社を探すことが必要になります。

安く上質な本作りには並製本の無線綴じがおすすめ

並製本には無線綴じと中綴じがあるとお伝えしましたが、それなりにしっかりした作りで上質な印象のある本を、予算をおさえて納期を短く印刷製本するなら、無線綴じがおすすめです。

薄い本にも厚い本にも対応しており、見返しや遊び紙など装丁を追加することで、より上質かつ特別感のある仕上がりになります。

印刷料金も手ごろで、リーズナブルな価格設定で本を作ることが可能です。たくさんの人に本を手に取ってもらいやすい本にも無線綴じは適しています。

ブックホンでは無線綴じ、中綴じの印刷製本を承っております。詳しい印刷費はブックホンの見積もり&ご注文からご確認ください。

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