【フォント】HG・HGP・HGSとDF・DFP・DFGの違いを徹底解説
テキストのみの文書でもポスターやチラシに挿入する文字でも、多くの人が「どれが良いかな・・・?」と悩むのがフォントです。丸くてカジュアルなイメージのゴシック体や、きっちりしていて先端まで美しい明朝体をはじめ、さまざまなフォントがあります。
ところが、フォントを選ぶとき、「HG創英角ゴ体」と「HGP創英角ゴ体」のように、フォント名に「P」が入っているか入っていないかの違いのフォントがあります。
これらフォント名に「P」や「G」のついたフォントの違いは何でしょうか?
「HG・HGP・HGS」と「DF・DFP・DFG」を例に、名称と見た目の違いを解説します。
「文字の間隔をどう見せるか」でフォント名が違う
HGゴシックやHGPゴシックなど、HGで始まるのはリコーのフォント名です。
どちらも「ゴシック体」で、一見すると同じように見えますが、文字と文字の間隔が違います。
私たちが使っているひらがなやカタカナ、漢字、アルファベットの文字間隔はフォントによって少しずつ違い、同じではありません。例えば、「ぶっく」と「ブック」でも違いますし、「BOOK」と「BOOK 」でも違います。フォント名で、文字間隔をどう表現しているかが分かるのです。
HGで始まるフォントの違い
HGで始まるリコーのフォントの場合、下記のような違いがあります。
HGで始まるフォント名 ⇒ 全角の文字間隔が同じ(等幅フォント)
HGPで始まるフォント名 ⇒ ひらがな、カタカナ、漢字、半角文字、すべての文字間隔が調整される。
(プロポーショナルフォント)
HGSで始まるフォント名 ⇒ 半角文字のみ文字間隔が調整される
(半角=プロポーショナルフォント 全角=等幅フォント)
HGPで始まるフォントを使用すると、テキスト全体が自然でまとまりのある表現になるのでおすすめです。
DFで始まるフォント違い
DF、DFP、DFGなど、DFで始まるフォント名はダイナフォントといい、ダイナコムウェアのフォントです。
DFで始まるフォント名 ⇒ 全角の文字間隔が同じ(等幅フォント)
DFPで始まるフォント名 ⇒ 半角文字のみ文字間隔が調整される
(半角=プロポーショナルフォント 全角=等幅フォント)
DFGで始まるフォント名 ⇒ ひらがな、カタカナ、半角文字の文字間隔が調整される
(半角、かな、カナ=プロポーショナルフォント 漢字=等幅フォント)
ダイナフォントでは、有澤太楷書体、有澤中太楷書体が上記の法則に沿わない例外となっていて、DFでも半角英数文字の文字間隔が自然に調整されます。また、DFPでは漢字以外の文字も横幅が調整されます。
文章で見た目を比較してみる
リコーのHGフォントの明朝体を使って、文章で見た文字間隔を見てみましょう。
自然なのはHGPですが、HGSが映える場面もありそうです。HGは原稿用紙のように、1文字ずつ決められたスペースに印刷する場面で使用すると良いでしょう。
「予算におさまるよう仕様を決めたい」
「用途にあった紙や、印刷方法を教えてほしい」
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