オンデマンド印刷、オフセット印刷の違い、使い分け方【冊子印刷の場合】
ネット印刷で注文する際に選択する「オンデマンド印刷」か「オフセット印刷」。
ブックホンの冊子印刷でも、どちらかを選んでご注文いただきます。
「オンデマンド印刷とオフセット印刷ってどう違うの?」
「この冊子はどちらを選べばよい?」
と迷う方も多いのではないでしょうか。
オンデマンド印刷とオフセット印刷の違い、冊子印刷ではどう使い分ければいいのか、分かりやすくお伝えします。
ブックホンの冊子印刷
定型から変形サイズまで無線綴じ、中綴じ、平綴じを印刷製本します。
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目次
オンデマンド印刷とオフセット印刷の違い
印刷会社で使われる業務用印刷機の主な印刷方式に「オンデマンド印刷と」「オフセット印刷」があります。
どちらもメジャーな印刷方式で、特徴をかんたんに説明すると次の通りです。
- オンデマンド印刷 少部数を短納期で安く印刷できる
- オフセット印刷 より精細な再現性、大部数を低コストで印刷できる
詳しい特徴を見ていきましょう。
オフセット印刷
印刷費用
印刷する部数が増えるほど1部あたりの印刷料金が安くなり、大量印刷向きです。
オフセット印刷は部数に関わらず、必ず「版下」と呼ばれる製版するための原稿を作る必要があり、版下作成には一定のコストがかかるため、少部数では1部当たりの印刷料金がかなり高額になり、大部数になるほど1部あたりの単価をおさえることができます。
ブックホンの冊子印刷では150部程度からオンデマンド印刷より、オフセット印刷の方が安くなります。
納期
版下作製の時間がある分、入稿してすぐに印刷を開始できないため納期が長くなる傾向にあります。
印刷品質
印刷の精度が高く、微細な線の表現に優れ、細い線や模様を忠実に表現します。
新聞や雑誌、商業出版の大半はオフセット印刷で印刷されています。
細かい図や表、細い線の多いイラストなどを再現性高く印刷するならオフセット印刷がおすすめです。
オンデマンド印刷
印刷費用
オンデマンド印刷では、オフセット印刷で必要な版下作成、製版、刷版の行程が不要です。
版下のコストがかからず、少ない部数でも1部あたりの印刷料金が安くなります。
ブックホンでも1~150部程度までは、オフセット印刷よりオンデマンド印刷の方が安いです。
納期
入稿データを面付けしたあと直接印刷機に送って印刷できるため、印刷開始までがスピーディで短納期を実現できます。
印刷品質
技術の向上に伴って、オンデマンド印刷の仕上がり、美しさはかなり向上しています。
同じ用紙に印刷して見比べてみても、オフセット印刷との違いがわからないほどです。
仕組みがコピー機と似ていますが、コピー機より格段に美しい印刷品質です。
オフセット印刷とオンデマンド印刷の大きな2つの違い
「ベタ塗りのテカり」のあり、なし
オフセット印刷はインクを使用するのに対し、オンデマンド印刷はトナーを使用します。
そのため、オンデマンド印刷のベタにはどうしてもわずかなテカリが出ます。広い面積のベタ塗りが多いマンガやイラスト、黒の印字のテカりが気になる場合はオフセット印刷を選ぶと良いでしょう。
オフセット印刷はベタ塗りも美しく表現することができます。
「色ムラ」のあり、なし
トナーで印刷するオンデマンド印刷は、同じデータでもオフセット印刷に比べて色味や濃度に差が出ることがあります。
少部数ではあまりありませんが、大部数になると生じやすい傾向にあります。
その点、オフセット印刷は大部数でも印刷品質が安定しています。
印刷品質の面でも、少部数はオンデマンド印刷、大部数はオフセット印刷が適しているといえるでしょう。
【冊子印刷】オンデマンド印刷とオフセット印刷の使い分け
では、実際の印刷注文ではこの2つの印刷方式をどのように使い分けるとよいでしょうか。
オンデマンド印刷とオフセット印刷、それぞれの特性や向き不向きを考えて、ブックホンの冊子印刷を例に使い分け方をいくつか紹介します。
カラー印刷&少部数 → オンデマンド印刷
ブックホンのカラー印刷はオンデマンド印刷でお受けしています。
また、コート紙やマットコート紙などコーティングされた塗工紙を選んだ場合もオンデマンド印刷で印刷しています。
そこで、パンフレットやカタログ、フォトブック、イラスト集などを少部数でフルカラー印刷するならオンデマンド印刷がおすすめです。
例えば、A4サイズ/20ページの無線綴じ冊子をフルカラーで50冊印刷するなら一冊あたり300円台です。(2021年7月 超ゆったりコースの場合)
オンデマンド印刷は少部数が安い!無線綴じ冊子なら価格はどうなる?
モノクロ印刷&大部数 → オフセット印刷
大部数ならオフセット印刷のコストパフォーマンスが優れていますが、モノクロ印刷と組み合わせると、なお安く印刷できます。
印刷料金は4色使うカラーよりも、1色のみのモノクロの方が安いのです。
さらに、流通量が多くリーズナブルな上質紙を使えば「安くてきれいな冊子」が完成します。
上質紙は冊子印刷でも、本文用紙で最も多く使われ、説明書や資料の表紙にも適している紙です。
例えば、A4サイズ/20ページの無線綴じ冊子を上質紙を使ってモノクロ印刷、オフセット印刷で500冊なら一冊あたり100円台です。(2021年7月 超ゆったりコースの場合)
オンデマンド印刷と比べると、90~100部からオフセット印刷のほうが安くります。
大部数の冊子印刷はオフセット印刷なら何冊から安い?オンデマンド印刷と価格を比較
小冊子の印刷価格|フルカラー、モノクロ、表紙カラーの3パターンを比較
納期、出荷について
3営業日から10営業日まで4つの納期コースがあります。納期が長いほど、印刷製本価格がお安くなります。
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