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用紙について

対応用紙の種類と特徴

冊子印刷の用紙選びは、厚さと種類によって使い分けます。
厚さは「70k」「110k」「200k」など重さを「K（kg）」で表し、数値が大きいほど「重く＝厚く」なります。
目安は、70kがコピー用紙、60～90kがチラシ、90～135kがパンフレット、160～220kが名刺です。

用紙	特徴	重さ	厚さ
上質紙	一般的によく使用されている用紙。表面に光沢はなく、コピー用紙のような質感です。インキが非常に乾きにくいため、ベタの多いデザインの印刷には不向きです。主に挨拶状・名刺・リーフレット・パンフレット・はがきなどに用いられます。	70kg	約0.10mm
		90kg	約0.13mm
		110kg	約0.14mm
		135kg	約0.17mm
書籍	淡いクリーム色で一般的に書籍に使用されている用紙です。上質紙に比べるとめくりの良さや、目に優しいのが特徴です。また、裏の文字が透けにくく高級感ある用紙です。書籍や学術誌、報告書、会報誌など文字の多い冊子に用いられます。	72.5kg	約0.10mm
書籍		90kg	約0.12mm
色上質	色上質紙は、色のついた上質紙です。本・冊子の表紙やパンフレットなど幅広い用途に使われています。	最厚口	約0.18mm
コート紙	表面にコート剤がうすく塗布されていて、光沢感があり、カラー印刷によく使用されている用紙です。主にチラシ、パンフ、リーフレット、カタログ、冊子、カラー印刷全般に用いられます。	90kg	約0.08mm
		110kg	約0.10mm
		135kg	約0.13mm
マットコート紙	しっとりとした質感で高級感があり、光沢は抑えられております。コートと同様に幅広く利用でき、印刷インキが比較的乾きにくいです。主にチラシ、パンフ、リーフレット、カタログ、冊子、カラー印刷全般に用いられます。160kg以上は表紙におススメです。	90kg	約0.11mm
		110kg	約0.13mm
		135kg	約0.17mm
ニューVマット	落ち着いた風合いと優れた印刷適性をもつ代表的なマットコート紙です。出版本文、口絵、表紙カレンダー、写真集、カタログ、パンフレット、ポスターなどによく使用されます。	160kg	約0.20mm
アートポスト	厚手で光沢あり、高級感のある用紙です。発色が良好なため、写真・図柄・文字印刷向きのほか、カード、ハガキ、名刺、冊子表紙などに向いています。	160kg	約0.17mm
アートポスト		200kg	約0.22mm
マットポスト	あざやかな白さとソフトな肌合いがあり、落ち着いた雰囲気の艶消しとなった塗工紙です。ポストカード・名刺・冊子の表紙・パンフレット・カタログなどに用いられます。	220kg	約0.26mm
レザック66	「皮のような」という意味の「レザーライク」が語源で、高級感と温かみのある用紙です。主に文集や記念誌などの表紙に用いられます。	175kg	約0.23mm
マーメイド	マーメイドはその名の通り、柄がさざ波模様になっているため、「人魚のさざなみ」からネーミングされています。表面に凹凸があり、とても柔らかい紙肌になっています。 ※紙に若干の凹凸があるため、ベタなどがかすれることがありますのでご注意ください。文集・冊子等の表紙に用いられます。	153kg	約0.29mm