卒団式、卒団記念のフォトブックの綴じ方や紙選び【野球、サッカー、スポーツチーム】

サークルやチームの記念アルバム、卒団フォトブックの印刷製本

少年野球やサッカークラブなどの卒団式に併せて、卒団記念のフォトブックを作りませんか。子ども時代の大切な思い出をまとめた1冊は、一生の宝物になるはず。

卒団記念のフォトブックにおすすめサイズ、製本方法、紙の種類などを印刷費とともお伝えします。

ブックホンの冊子印刷
定型から変形サイズまで無線綴じ、中綴じ、平綴じを印刷製本します。
ネット印刷最安値に挑戦中！

卒団記念フォトブックにおすすめのサイズ

卒団記念フォトブックは、

これらの条件に合った、A5かB5がおすすめです。

どちらも教科書やノートに多くみられます。A5はNHKの語学講座テキストの大きさ、B5は週刊少年ジャンプ大きさと聞くとイメージしやすいでしょうか。

A4サイズはコピー用紙と同じで身近な大きさですが、フォトブックにするとかなり大判になります。

外出先で友人や家族に渡したときに、かばんに入らないかもしれません。

また、B6やA6になると、小ぶりなフォトブックでかわいらしい1冊になりますが、1ページに掲載できる写真の枚数が限られてきます。

紙面が小さい分、レイアウトする写真も小さくなり、躍動感を表現したいスポーツのフォトブックとしてはインパクトに欠けるサイズになるでしょう。

A5、B5は小さすぎず大きすぎない、卒団記念フォトブックにちょうどいいサイズです。

見開きのページは、それぞれA4、B4になり、試合や練習の様子を左右のページにわたってダイナミックにレイアウトすることも可能です。

フォトブックは中綴じ、または無線綴じで製本されます。

中綴じ
少ないページ数向き
重ねた紙を針金で留めて2つに折る綴じ方。
パンフレットやフリーペーパー、薄い雑誌など

無線綴じ
ページ数が多くてもOK
表紙の紙で本文の束をくるむ綴じ方。背表紙がある。
文庫本やコミックス、新書など

中綴じ、無線綴じどちらでもフォトブックを作ることができます。

データの作成には綴じ方によってルールがあり、本文のページ数について、次のようになっています。

中綴じ	本文ページ数を4の倍数で作成する 4~40ページ（ブックホンの場合）
無線綴じ	本文ページ数が偶数で作成する 6~800ページ（ブックホンの場合）

データ作成の面では、無線綴じのほうがレイアウトやページ構成に悩まずに作りやすいといえます。

また、中綴じは軽量でカジュアルな印象のフォトブックに仕上がります。

無線綴じは背表紙があり、かっちりと本格的な印象です。

印刷費が安く、ページの内側まで開きやすいのは中綴じです。

耐久性は製本糊でがっちりと綴じる無線綴じが長持ちします。ホッチキスで綴じる中綴じはページ数が多くなると外れてしまう可能性があります。

卒団の記念に長期間保管することを考えると、無線綴じがベターですが、綴じ方の特徴と予算、フォトブックのイメージ、ページ数、好みなどで決めるとよいでしょう。

無線綴じのノド部分
ページの端まで開かない。
文字や人物の顔などが見切れないように余白を10mm以上とって配置する。

中綴じのノド部分
ページの端まで開く。
見開きのレイアウトが途切れずに見える。

フォトブックをネット印刷など注文する際、表紙や本文にどの紙を使うかを選択します。

写真を中心に印刷するフォトブックには、コート紙とマットコート紙が定番です。

どちらも表面がコーティングされた塗工紙で、発色が良く写真やイラストをきれいに表現します。雑誌や写真集にも使われています。

子どもたちが元気いっぱいにサッカーや野球のスポーツを楽しんでいる写真が中心となる卒団記念のフォトブックには、キラキラした瞬間を魅力的に表現してくれる、コート紙がおすすめです。

（上）コート紙　　（下）マットコート紙

紙の名前	厚み	特徴
アートポスト160K	約0.17 mm	厚みのあるコート紙。ツヤがあり、鮮やかな発色。本文がコート紙の冊子の表紙に。
アートポスト200K	約0.22 mm	厚みのあるコート紙。ツヤがあり、鮮やかな発色。本文がコート紙の冊子の表紙に。
マットコート135K	約0.17 mm	厚みのあるマットコート紙。ツヤをおさえた美しい発色。本文がマットコート紙の冊子の表紙に。
ニューVマット160K	約0.20 mm
マットポスト220K	約0.26 mm