【PowerPointの印刷】印刷用のサイズ変更、ページ設定の重要なポイント

印刷用のデータをPowerPointで作成したものの、サイズ設定がA4やB5といった一般的な紙のサイズではないため「困ったな・・・」と思っていませんか。
お好みの印刷用サイズでスライドを作成できる、PowerPointのサイズ設定の変更方法をお伝えします。

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Power Pointの「ページ設定」は手入力で設定する！

Power Pointでデータを作る前に、サイズの設定をしましょう。

1. 「デザイン」タブを開き「ページの設定」を選択する
2.  「スライドのサイズ指定」で「ユーザー設定」を選択する
3.  任意のサイズを手入力する （例：A4なら 幅29.7cm　高さ21cmを手入力する）
4.  「OK」で閉じる
5. 新しいスライドサイズを「最大化」するか、「サイズに合わせて調整」するかを確認するウィンドウが開く。スライドにオブジェクトがなければどちらでも大丈夫。　→詳しくは後述します

注意！必ず「ユーザー設定」を選択する！

PowerPointの「ページ設定」では、「スライドのサイズ指定」のプルダウンメニューの中にある「A4」「B5」などのサイズを選択しないでください。
PowerPointにデフォルトで入っているサイズを指定すると、一般的な紙のサイズより一回り小さいサイズでデータが作成されてしまいます。

必ず、「ユーザー設定」を選び、任意の数字を手入力します。

必ずサイズを入力する！

冊子印刷のサイズ一覧

ブックホンの冊子印刷対応サイズは以下の通りです。Power Pointの 「スライドのサイズ指定」の「ユーザー設定」では、こちらの数字を手入力で設定してください。

スライドの「最大化」と「サイズに合わせて調整」について

スライドの「スライドのサイズ指定」で紙のサイズを変更すると、下の画像のような、スライドサイズをどう変更するかを問うウィンドウが表示されます。

「最大化」を選ぶと。新しいサイズのスライドに横幅一杯で表示されます。

一方、「サイズに合わせて調整」を選ぶと、新しいサイズに収まるように縦横の比率はそのままで表示されます。

最大化はスライドのサイズが圧縮されるため、フォントが小さくなることがありますが、埋め込んだ画像はそのままで、スライドからはみ出してしまうことがあります。

元のデータによって、どのように表示が変わるか、見やすいのはどちらかが変わります。複製を作って「最大化」「サイズに合わせて調整」の両方を試してみると良いでしょう。

【ネット印刷の入稿前に】再確認でトラブル防止！入稿→印刷→発送がスムーズに

PowerPointの「スライドのサイズ指定」には、デフォルトで設定されているA4やB5などのサイズがありますが、それは一般的な紙のサイズ・冊子のサイズとは異なり、少し小さいサイズで作成されます。

そのままのサイズでネット印刷など印刷会社にデータを入稿してしまうと、データのサイズと注文で指定した紙のサイズが違うため、確認の連絡が必要となったり、再入稿になり、データ確定までの時間が長くなってしまいます。
急ぎの印刷の場合には、指定した納期での発送が間に合わなくなる恐れがあります。

PowerPointで印刷用のデータを作成する際は、必ずサイズは「ユーザー指定」で、紙のサイズを手で入力しましょう。

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