同人誌の予算を立てよう！同人誌制作に必要な費用まとめ

同人活動を楽しく続けていくには、金銭面で無理をしないことが大切です。

「あれっ？思ったよりもお金がかかって、今月の生活が苦しいかも・・・」
「想像以上にお金がかかって満足に同人活動ができない」

このようなことがないように、事前にきちんと予算を立てておきましょう。予算を立てておけば、その予算分貯金をしておくこともできますし、予算が高すぎるなら抑えるための手段を考えることもできます。

今回は、同人誌作成の予算を立てるときに、必要となる費用をまとめてみました。同人活動には印刷費以外にもさまざまな費用がかかります。それらの費用もきちんと予算に入れておきましょう。

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同人誌作成の予算を立てる

同人活動のメインとなるのが、同人誌作成にかかるお金。
最も大きなお金になるので、しっかりと予算を立てましょう。

同人誌の印刷費

一番の悩みどころの同人誌の印刷費。
印刷費は数万で済むこともあれば、数十万円になることも。そのため、しっかりと計画を立てましょう。

ポイントは、

• 単価
• 部数
• どこまで安くできるか

の3つです。

単価

まず、同人誌の単価が高くなる要因として、ページ数や仕様があげられます。
分厚い本を作りたいときは一気に単価が上がるので、注意して予算を立てましょう。オプションをたくさん付けて豪華な本を作りたいといったときも、単価が上がります。

部数

重要なのが部数。
部数が少なすぎれば同人誌を購入できない人が増えてしまいますし、多すぎれば在庫になってしまいます。特に在庫がたくさん出てしまうと、金銭的に苦しくなることもあるので注意が必要です。

部数の決め方は同人小説の部数を決める3つの方法　何部が最適？を参考にしてみてください。

どこまで安くできるか

そして、どこまで安くできるか。
印刷所によって似た条件でも印刷費は変わるので、しっかりと印刷所の比較をしましょう。また、早割を利用したり、部数にあった印刷方法を選択したり(少部数ならオンデマンド、大部数ならオフセット)といった工夫も大切です。

参考：同人誌の少部数印刷を安くするには？オンデマンドとオフセットの違いまとめ

なお、印刷費はお見積り＆ご注文の見積り計算で簡単にシミュレーションできるので、やってみてください。

表紙やデザインなどの謝礼：平均5,000～50,000円

同人誌を作る際に、誰かに表紙やデザインを依頼するなら謝礼が必要になります。
謝礼も安くはない金額になるので、きちんと予算のなかに入れておきましょう。

表紙やデザインの謝礼金は幅があり、数千円のこともあれば数万円になることもあります。相手ときちんと相談して決めるようにしましょう。

ちなみにスキルのマッチングサイトココナラを見てみると、表紙やデザインは5,000～50,000円ほどに設定されていることが多いようです。

イベント参加の予定を立てる

イベントに参加する場合は、イベント参加費もかかります。
イベントにかかる費用を見ていきましょう。

イベント参加費：平均3,000～8,000円

まずは、イベントに参加するためにもお金がかかります。

イベントによって参加費は異なりますが、1スペースあたり3,000～8,000円ほどに設定されていることが多いようです。ちなみにコミケに参加するには、参加費8,000円+システム利用料1,100円の計9,100円が必要になります。

また、イベントをより楽しむために重要な「カタログ」。カタログは1,000～3,000円ほどで販売されています。

設営や販売のための道具：平均1,000～10,000円

スペースに多くの人に立ち寄ってもらうなら、設営も丁寧に行うのが大切。100均などで設営用の道具をそろえて、見栄えの良いスペースを作りましょう。

なお、インパクトのあるスペースを作るならポスターを作ることもおすすめ。ポスターは1枚あたり1,000円前後で作成できます。ポスターを立てるためのスタンドが必要であれば「PO.SU.TA.(通常モデル：税込9,380円)」を使ってみるのもよいかもしれません。

また、販売の際には小銭用のトレーやコインケースなどがあると便利です。

同人誌即売会の設営レイアウトの5つのコツ｜頒布数アップにもつながるかも？

差し入れ：平均1,000～10,000円

仲のよいサークルがあるなら、差し入れをすることもあるかもしれません。

差し入れは高すぎても気をつかわせてしまうので、500円前後のものでよいのではないでしょうか。

たくさん差し入れをする場合はそれなりのお金が必要になるので、予算として入れておきましょう。

打ち上げ：平均10,000～30,000円

イベントに参加したあとに打ち上げをやることもあるでしょう。

飲み会をやることもあれば、イベント会場付近の観光をすることもあるかもしれません。

旅費の予算を立てる：平均10,000～100,000円

イベント会場が遠方にある場合は、旅費も考慮しなければいけません。

• 宿泊費
• 交通費

これらは場所によっては高額になるので、早めに予約するなどしてなるべく抑えるように工夫しましょう。

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