ページ番号(ノンブル)の1はどこにつける?ノンブルの打ち方と通し番号
ページ番号(ノンブル)が振られている本や冊子は、使いやすく便利です。ところが本や冊子の作り手となり、いざページ番号を振ろうとすると、どこが1ページ目になるのだろう?と迷う人が多いでしょう。
ページ番号の付け方と、印刷会社に冊子印刷を発注するときに必要な通し番号についてお伝えします。
目次
ページ番号の打ち方は自由、どこが1ページ目でもよい
ページ番号「1」をどこからスタートさせるかは作り手の自由で、ページ番号の振り方に決まったルールはないのです。
例1 本文の前に目次や挨拶がある
冊子の表紙をめくった1ページ目から本文が始まるのであれば、当然1ページ目がページ番号「1」になるのですが、扉や挨拶、目次など、本文に入る前に作りたいページがあることも多いでしょう。
その場合、扉にだけページ番号は振らず、挨拶から「1」にしても良いですし、挨拶や目次にもページ番号を振らず、本文の始まりから「1」にしても問題ありません。
本文より前のページを数えて、「3」や「7」から本文のページ番号を打ち始める本も多くあります。
例2 途中に白紙ページや章扉がある
本文の途中で章や内容が変わる場合、白いページを1枚挟んだり、次の章のタイトルだけが書かれたページが入ったりすることがあります。このときも「白いページと章タイトルにはページ数を打たない」こともできますし、「ページ番号を打つ」こともできます。
途中、ページ番号が書かれていないページがあっても、最初から最後まで読む順番に番号が繋がっていれば、それで大丈夫です。
印刷注文は「通し番号」を指定する ページ番号と通し番号は同じではない
印刷するときに注意したいのが「通し番号」です。
印刷を注文するときは、ページ番号ではなく、「通し番号」をページ数として指定して注文します。
「実際に使用する紙の枚数は何枚で、裏表の合計だと何ページになるか」がわかる本文の総ページ数である「通し番号」が、印刷注文で必要な数字です。
よくあるミスと対策
注文時、「本文の最後のページに42というページ番号があるから、42ページ」で注文したけれど、実際はページ番号が打たれていない扉や目次があり、印刷する紙の枚数と注文したページ数が違っている場合があります。
印刷会社によっては注文した通り42ページで印刷され、途中で切れた本が納品されたり、あるいは印刷会社から連絡があり、修正や変更で納期が遅れたりします。
台割表を作って全体を把握すれば防げる
このような理由による注文ミスを防ぎ、印刷会社に印刷したい正しい情報を伝えるのに役立つのが台割表です。台割帳とは印刷の指示書で、印刷する内容やページ番号(ノンブル)が順番通りに記されています。
例えば、本文1ページ目に本のタイトル、2ページ目となるタイトルの裏は何も印刷せず、3ページ目と4ページ目が目次。5ページ目から本文が始まり、ここからページ番号「1」になる、というように、「実際のページに何が記載されていて、ページ番号がどこからはじまるのか」という情報を記します。(下の図が台割表)
この情報があれば、台割帳に書かれた通し番号が本文の枚数(総ページ数)=注文で指定するページ数となるため、発注時のミスが起こりにくくなります。
本・冊子のデータ作成は「台割り表」で効率アップ!作り方の手順を解説します
ページ番号(ノンブル)は通し番号と同じにはならないことも多いため、印刷の注文は通し番号で行うことを頭の片隅に入れておきましょう。
「予算におさまるよう仕様を決めたい」
「用途にあった紙や、印刷方法を教えてほしい」
冊子印刷のご質問やお悩みを、何でもお気軽にご相談ください。
もっときれいに、もっとリーズナブルに。冊子印刷のプロがご提案、アドバイスいたします。
よくあるご質問:ご注文方法や印刷製本について
お問合わせフォーム:24時間受付中です。担当者よりご回答、ご連絡いたします。
お電話:06-6167-5310
営業時間:平日10時~18時
定休日:土曜・日曜・祝日
安心の冊子印刷製本
サポート
ブックホンができること
お得に冊子の見栄えアップ!
お役立ちツール
はじめての冊子印刷製本でも安心!
ブックホンの用途で探す小冊子
作りたい冊子の用途に合わせて、おすすめの仕様や価格例をご案内
- 表示切替:
- 全て
- 学校・教育現場向け
- 法人・各種団体向け
- 個人・サークル向け
手軽で活路も多いパンフレットなどの最適仕様をご案内します。小ロットでも低価格で印刷製本!
各種ノートや医療用手帳を自由なデザイン・書式で1冊から作成、イベントのノベルティーにも。