表紙の用紙選びガイド｜表紙の紙の厚さはどれくらい必要？

冊子作りで必ず必要になるのが「紙選び」。
印刷の注文では、紙の種類の選択と一緒に厚さも指定します。けれど「どのくらいの厚さを選べばよいのだろう？」と悩むことも多いのではないでしょうか。
この記事では、「失敗しない表紙の用紙選び」をお伝えします。

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【冊子印刷】本文用紙の種類の選び方、厚さは何mmにするべき？

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表紙に選ぶ紙　種類と厚み一覧（ブックホンの場合）

ブックホンで扱っている冊子印刷の表紙に選べる用紙の種類と厚みは次の通りです。

表紙に使われることが多い紙は一般的に約0.13mm以上の厚さの紙。

上質紙90Kやコート紙135K、マットコート紙110Kは、それなりにしっかりしているので、ページ数の少ない冊子の表紙に使われます。

ニューVマットやアートポスト200Kは約0.2mm前後の厚みがあります。これは官製はがきとほぼ同じです。かなりしっかりした厚みがあるので、雑誌の表紙によく使用されています。

ページ数と表紙に選ぶ紙の厚さ

「表紙なら必ずこの厚さ」というルールはありませんが、冊子の耐久性や使いやすさを考慮すると、表紙に選ばれる紙の厚さが決まってきます。

ページ数の多い冊子はどうしても重くなるので、冊子を支える表紙にもある程度の強度が求められます。そのため丈夫な厚い紙を選択することになります。一方、ページ数の少ない冊子の表紙が比較的薄い紙でも、耐久性の面では問題ありません。

ページ数が少なくても特別感や高級感が求められる冊子、写真集やイラスト集のように長期間保存される冊子の表紙には厚い紙が使用されます。

【冊子タイプ別】おすすめ表紙用紙　種類と厚さ

冊子のタイプやページ数ごとに、おすすめの表紙の紙と厚さをご紹介します。

本文がモノクロ印刷+文字中心の冊子、ページ数が少なく薄い無線綴じ冊子

• 表紙がモノクロ印刷　→　上質紙135K
• 表紙がカラー印刷　→　コート135Kやマットコート135K

本文がモノクロ印刷+文字中心の冊子、ページ数が多く厚い無線綴じ

• 表紙がモノクロ印刷　→　上質紙135K
• 表紙がカラー印刷　→　コート135Kやマットコート135K、アートポストやニューVマットもおすすめ

カラー印刷の冊子、中綴じのパンフレット

本文に使用する紙と同じか、本文より少し厚い紙を表紙に選びましょう。

例：　本文→マットコート110k　　表紙→マットコート135k

写真集やアルバムのように長く保存する冊子

マットコート135K、アートポスト200Kなど、なるべく厚い紙を表紙に選びましょう。

モノクロ印刷の表紙、重厚感が欲しい冊子に

• レザックやマーメイド

どちらもカラーバリエーションが豊富で、温かみのある色合いが魅力な用紙です。冊子のイメージに合わせた色を選ぶと良いでしょう。

紙の質感で表紙用紙を選ぶ

コート紙はツルツルした光沢がある紙で光を反射します。
マットコート紙は光沢を抑えた落ち着きや高級感がある紙です。アートポスト紙は雑誌の表紙に使われる紙。いずれもカラーの表現に優れています。

レザックとマーメイドは皮や波のような型押しがあり、モノクロ印刷のデザインに上品な雰囲気を醸し出すことができます。

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