【冊子印刷】本文用紙の種類の選び方、厚さは何mmにするべき？

冊子を印刷する時に、必ず選ばなくてはいけないのが「紙の種類と厚さ」。
紙の種類は説明を読めばおおよその質感は分かりますが、厚さは〇mmという数字だけではなかなかイメージできません。けれど、冊子は紙の厚さによって、手に取った印象や重さ、扱いやすさが大きく変わります。

今回は冊子の本文用紙には、どのような種類、どのくらいの厚さの紙を選べばいいのか、詳しくお伝えします。

関連記事：表紙の用紙選びガイド｜表紙の紙の厚さはどれくらい必要？

ブックホンの冊子印刷
定型から変形サイズまで無線綴じ、中綴じ、平綴じを印刷製本します。
ネット印刷最安値に挑戦中！

ページ数の多い冊子の本文には「薄い紙」

厚い紙は手触りがしっかりしていて高級感がありますが、重さも増します。
数百ページもあるような冊子の本文に厚い紙を使うと、冊子全体の厚さが増して扱いにくくなるだけでなく、持ち運ぶのも大変です。そのため、ページ数が多い冊子の本文には、基本的に薄い紙が使用されます。

ブックホンで取り扱っている紙では、上質紙70Kと書籍72.5Kがどちらも厚さ約0.10mmと薄く、小説や論文、テキストのような文字中心の冊子の本文に向いています。

コート紙の90Kは約0.08mmとさらに薄いのですが、光沢があるためたくさんの活字を読むのには適していません。光沢をおさえたマットコート紙なら比較的読みやすいでしょう。
コート紙などの塗工紙は発色が良好で、写真やイラストなど画像中心の冊子やカラー印刷の冊子に向いています。

ブックホンの取り扱い用紙　特徴と厚さ

ページ数が多い冊子におすすめの本文用紙

• 活字中心の冊子でページ数が多い冊子　→　上質70Kや書籍72.5K
• 写真・イラストが多い冊子、カラー印刷でページ数が多い冊子　→　コート90K

ページ数が少ない薄い冊子の本文には「厚めの紙」

少ないページ数の冊子の場合、本文に薄い紙を使用すると冊子全体の印象が頼りなく感じます。
譜面台のようなものに立てて使う冊子は、安定せず使いにくくなるので、厚めの紙を本文に使うのがおすすめです。

特に、ページ数が少ないパンフレットは、商品やサービスの魅力をより良く伝え、高級感や信頼感が欲しい冊子です。厚みのある紙を本文に選択して、手触りに安定感を出せたらベストです。

ページ数が少ない冊子におすすめの本文用紙

• 文字中心の冊子や楽譜、モノクロ印刷の冊子　→　上質紙90Kや110K、書籍90K
• 写真やイラストなどが多いカラー印刷の冊子　→　コート135Kやマットコート110K

※コート紙は光沢があり光を反射する紙、マットコート紙は光沢を抑えたシックな印象の紙です

高級感がほしい冊子の本文には「できるだけ厚い紙」で

写真集やイラスト集、作品集、記念誌など保存期間の長い冊子や高級感、重厚感がほしい冊子の本文にはページ数に関わらず厚めの紙を選択しましょう。
書店で販売されている商業出版の写真集やイラスト集、学校の卒業アルバムなどを思い返してみるとイメージしやすいでしょう。

高級感がほしい冊子、保存期間の長い冊子の本文におすすめの紙

• カラーページ　→　コート紙やマットコート紙の110Kか135K
• モノクロページ　→　上質紙90Kや書籍90K

※ページ数が多いと冊子の強度が弱くなることがあるので、比較的薄めの本文用紙が良いでしょう。

そのほか、冊子の紙選びで分からないことやお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
冊子印刷専門のスタッフがイメージに合った冊子に近づけるようアドバイスさせていただきます。

小冊子印刷のお見積もり＆ご注文

● かんたん！印刷費がすぐわかる！
● PDF入稿　通常価格から10％割引
● 全国送料無料

サイズや部数を選ぶだけ！印刷料金をリアルタイム表示！
オンデマンド印刷、オフセット印刷を同時に比較できます。
お見積書のダウンロード（PDF)も可能です。

納期、出荷について
3営業日から10営業日まで4つの納期コースがあります。納期が長いほど、印刷製本価格がお安くなります。

「予算におさまるよう仕様を決めたい」
「用途にあった紙や、印刷方法を教えてほしい」

冊子印刷のご質問やお悩みを、何でもお気軽にご相談ください。
もっときれいに、もっとリーズナブルに。冊子印刷のプロがご提案、アドバイスいたします。

よくあるご質問：ご注文方法や印刷製本について

お問合わせフォーム：24時間受付中です。担当者よりご回答、ご連絡いたします。

お電話：06-6167-5310
営業時間：平日10時～18時
定休日：土曜・日曜・祝日