【イラスト本のフルカラー印刷】料金や製本方法、紙選び、入稿データ作成のポイント

書き溜めたイラストを1冊の本にして、イラスト集を作りたい！
そんな時に悩むのが印刷製本の料金です。もちろんフルカラーで印刷したいけれど、フルカラーのイラスト本を作るとなると、高額になりそうな印象がありますよね。

そんなイメージの強いイラスト本の印刷製本について、フルカラーで作るときの実際の印刷費、入稿データ作成時の注意点や製本方法についてお伝えします。

ブックホンの冊子印刷
定型から変形サイズまで無線綴じ、中綴じ、平綴じを印刷製本します。
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入稿データは「カラーモード」と「解像度」をしっかりチェック！

• カラーモードはCMYK
• 解像度は300～350dpi

この2点はカラー印刷の基本中の基本ともいえる重要なポイントです。

CMYKは印刷に適したカラーモード、解像度300～350 dpiはきれいに印刷できる解像度です。

CMYKでデータ作成する

もし、カラーモードをRGBで作成して入稿した場合、印刷会社ではCMYKに変換されて印刷されます。RGBからCMYKに変換したデータは、色がくすんだようになってしまうことがあります。

Photshopなら「イメージ」→「モード」→「Labカラー」で、Labに変換してから、トーンカーブと彩度を調整してCMYKに変換すれば比較的そのままの色味で変換できます。

CMYKとRGBの違いと特徴、きれいに印刷できる色に調整する方法

解像度が低いとどうなる？

解像度が低いイラスト本のデータを入稿した場合、粗くぼやけたような画質で印刷されてしまう可能性が高いです。印刷を前提としたイラスト本の解像度は300～350 dpiに設定しておきましょう。

画像解像度とは？印刷に適した数値と設定方法

その他、ネット印刷に入稿する際は、必ず入稿データの作成方法を確認して、納期がずれてしまわないように注意しましょう。
ブックホンの入稿データの作成・入稿方法について

フルカラーのイラスト本におすすめの紙

A6中綴じ製本、本文用紙はマットコート135K、オンデマンド印刷

本文用紙

カラー印刷の本文用紙には、主にコート紙とマットコート紙が用いられます。
どちらも紙の表面がコーティングされた塗工紙で、カラー印刷の色彩を美しく表現できる紙です。

• コート紙：光沢があり光を反射する、ツルッとした質感。カタログアルバム、やファッション誌の表紙など
• マットコート紙：光沢をおさえたマットな質感。上品で落ち着いた色表現が人気。

表紙用紙

表紙用紙にも同様に、ツヤあり、つや消しと分かれ、どちらも発色の良い用紙が選ばれます。

• ツヤあり
  • コート紙
  • アートポスト紙
• つや消し
  • マットコート紙
  • ニューVマット
  • マットポスト

それぞれに紙の厚さが違い、本文、表紙どちらもページ数に合わせて厚みを選びます。ページ数が多いイラスト本は薄めを、ページ数が少ないイラスト本は厚めを選ぶとよいでしょう。

対応サイズと用紙

フルカラー印刷のイラスト本　印刷費用の目安

イラスト本の印刷製本価格について、代表的な製本方法である中綴じ、無線綴じそれぞれのフルカラー印刷での価格を見てみましょう。

作品の雰囲気や総ページ数、外観、開き方など、イラスト本のコンセプトやテーマに合った綴じ方を選んで、世界観を表現しましょう。

中綴じ製本

中綴じ製本は、見開き中央を針金で綴じる製本方法で、パンフレットやフォトブックなどにも選ばれる、軽量で見開きが180度開く綴じ方です。

• 見開きいっぱいにイラストをレイアウトしたデザイン
• 雑誌のようなカジュアルな印象
• 背表紙はない

A6サイズ中綴じ製本、フルカラー、オンデマンド印刷

• 中綴じ
• A6サイズ
• 12ページ
• 150冊、300冊、600冊
• 表紙　マットコート135K／カラー印刷
• 本文　マットコート135K／カラー印刷
• PDF入稿（10％OFF！）
• オンデマンド印刷

300冊　超ゆったりコース (10営業日)の場合 ＝ 1冊あたり132.5円

※上画像の印刷製本について、作例紹介で詳しくご覧いただけます。

無線綴じ製本

無線綴じ製本は角のしっかりした背表紙のある、数ページから数百ページまで製本できる本格的な綴じ方です。

• 背表紙で本格的な本の印象に
• 遊び紙や扉、見返し、スピン（しおり紐）などオプション加工が充実
• ノド（綴じ側）は数mm隠れるため、デザインに合わせた余白が必要

B5サイズ無線綴じ製本、オンデマンド印刷

• 無線綴じ
• B5サイズ
• 126ページ
• 150冊、300冊、600冊
• 表紙　マットポスト220K／カラー印刷
• 本文　マットコート135K／カラー印刷
• PDF入稿（10％OFF！）
• オンデマンド印刷

300冊　超ゆったりコース (10営業日)の場合 ＝ 1冊あたり946.3円

※上画像の印刷製本について、作例紹介で詳しくご覧いただけます。

印刷製本は、たくさんの部数を印刷すると1部あたりの印刷料金が安くなります。
もちろん1冊だけ印刷することも、1冊単位で希望の部数を注文することもできます。

製本方法によって入稿データ作成のルールがあり、中綴じはページ数が4の倍数であること、本文は4～40ページまでとなります。無線綴じは偶数で本文ページを作り、6～800ページまで製本できます。

少ないページ数のイラスト本で、4の倍数では調整が難しいときは無線綴じを選択するというのもアリですよ。

小冊子印刷のお見積もり＆ご注文

● かんたん！印刷費がすぐわかる！
● PDF入稿　通常価格から10％割引
● 全国送料無料

サイズや部数を選ぶだけ！印刷料金をリアルタイム表示！
オンデマンド印刷、オフセット印刷を同時に比較できます。
お見積書のダウンロード（PDF)も可能です。

作例紹介では、ブックホンで印刷製本されたお客様の事例を多数ご紹介しております。
用紙、ページ数、製本方法などさまざまな仕様で作られた冊子、書籍をぜひ参考にしてみてください。

「予算におさまるよう仕様を決めたい」
「用途にあった紙や、印刷方法を教えてほしい」

冊子印刷のご質問やお悩みを、何でもお気軽にご相談ください。
もっときれいに、もっとリーズナブルに。冊子印刷のプロがご提案、アドバイスいたします。

よくあるご質問：ご注文方法や印刷製本について

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納期、出荷について
3営業日から10営業日まで4つの納期コースがあります。納期が長いほど、印刷製本価格がお安くなります。