【エッセイ、随筆の作り方5ステップ】原稿作成からデザイン、印刷製本まで
気ままに記しているブログや日記を、エッセイ集や随筆集として1冊にまとめたいと考えている人は多いのではないでしょうか。人気のあるブロガーさんなら「ぜひ本になったものがほしい」というファンもいることでしょう。
エッセイ、随筆を本にするのは、実はとても簡単。費用もそれほどかかりません。
すてきなエッセイ集・随筆集の作り方と、準備段階から印刷製本まで何をすればよいかお伝えします。
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目次
STEP1 エッセイ集・随筆集に載せる原稿をまとめる
まずは、たくさんあるエッセイ・随筆の中からどれを本に掲載するかを選びましょう。
きままに書いたものの、内容が薄いと感じる文章やあまり人に読まれたくない文章は除外します。残った文章をいくつかのカテゴリーに分けて、カテゴリーごとに順番を考えて章ともくじを作りましょう。
STEP2 文章以外のページについて詳細を決める
文章だけでなく、イラストや写真を掲載したいエッセイや随筆も多いと思います。次のようなポイントをおさえながら、全体の構成をイメージしていきましょう。
- 掲載するイラスト、写真を選ぶ
- イラスト・写真を配置するページ、場所を決める
- 印刷はカラーか、モノクロかを決める
全体のページ数、カラーページが何ページがあるかによって、印刷費用が変わります。また、「どこにイラストや写真を配置するか」でレイアウトも変わることがあるため、あいまいにせずに決めていくことが大切です。
全体の構成を整理して、抜けや漏れがないようにする「台割表」がとても便利です。
本作りが格段にスムーズに進むので、ぜひ作っておきましょう。
本・冊子のデータ作成は「台割り表」で効率アップ!作り方の手順を解説します
STEP3 表紙のデザインを決める
エッセイ集、随筆集の内容がまとまってきたら、表紙をどうするか考えましょう。写真やイラストを使ったカラーの表紙、あるいはタイトル文字だけをモノクロでデザインするのも良いでしょう。
どんなタイトルにするのか、タイトルを表紙のどこに印刷するのか、字体やフォントをどうするかなども大切なポイントです。頭の中で描いているものが3次元になるとどう見えるかを冷静に判断するためにも、いくつかサンプルを作ってみると良いでしょう。
エッセイ、随筆の表紙、本文に選ぶ紙は?
表紙に向く紙には、ツルツルした平らな紙(コート紙やアートポスト)がありますが、レザックやマーメイドというポコポコした型押しのファンシーペーパーを表紙に選ぶこともできます。これらの紙はカラー印刷ができないため、必然的にモノクロとなりますが、紙自体が上品でとてもきれいな雰囲気、質感を持っています。
また、レザックとマーメイドは豊富なカラーバリエーションから好きな色を選ぶことができ、「エッセイ集、随筆集のテーマカラー」を読者に印象付けることができます。
本文には書籍用紙、上質紙が適しています。
STEP4 入稿データを作成する
本や冊子のデータ作成にはWordやInDesignが使われることが多いですが、作成ソフトはなんでもOKで、印刷会社へ入稿する時に仕上がりサイズ(A4やB5)のPDF形式で保存して入稿すれば問題ありません。PDFは文字化けやレイアウトずれなどエラーが減って安全です。
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「読者の読みやすさ」を意識して、余白や文字サイズ、行間など美しい文字組、段組みを設定しましょう。
【文字組みの基本】読みやすい文字間やフォントサイズ~印刷の原稿データ作成に役立つコツ~
ページ番号(ノンブル)の「1」はどこにつければいい?ノンブルの打ち方と通し番号
原稿データの入稿、作成のチェックポイント(ブックホンの場合)
STEP5 印刷仕様を決めて注文する
最後に印刷会社、ネット印刷に注文する印刷仕様を決めて注文しましょう。
- 部数
- サイズ
- 製本方法(無線綴じ、中綴じ)
- 綴じ位置(右綴じか左綴じ)
- 印刷の色(表紙と本文それぞれ)
- 装丁(オプション加工の扉や見返しなど)
部数は配布や発表の方法で決めると良いでしょう。例えば販売する場合、イベント販売だけなのか通販にも対応するのか、自費出版として書店に置いてもらうのかを考えて部数を決定します。
エッセイ集・随筆集のサイズは文庫サイズや新書サイズ、A5、B5など小さめのサイズが一般的です。製本方法は背表紙のある無線綴じがおすすめです。
その他、綴じ位置や装丁、表紙まわり(表1~表4)のルールなど印刷製本の基本を製本・綴じ方についてや、オプション加工でイラスト付きで解説しています。
エッセイ集・随筆集を印刷する費用についてはエッセイ集・随筆集の印刷費用はどのくらい?5パターンの価格例を考えてみましたで詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
「自分のためだけの1冊」として1部印刷するのと、数冊印刷するのとでは、実はトータルのコストはほとんど変わりません。少し多目に作って家族や仲のよい友人、お世話になった人へのプレゼントするのも素敵ですね。
「予算におさまるよう仕様を決めたい」
「用途にあった紙や、印刷方法を教えてほしい」
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